2006.08.06 Sunday
緑川発電所跡
廃発電所ってやっぱグッときますよね、ってことで、もう一つ廃発電所を紹介。熊本県美里町(旧・砥用町)の緑川沿いにあるこの廃発電所は、大正5年から大正6年にかけて建設された日本窒素肥料株式会社(現・チッソ株式会社)の緑川発電所跡です。
RC構造のようですが、意匠は大正3年につくられた同社の煉瓦建築の白川発電所や曽木発電所のそれとソックリです。現在屋根などを増築されており、建設業者の資材倉庫のような感じで使われています。建物外観自体には特に手を加えられた形跡はなく、極めてオリジナルの形状を保っているようで好感が持てます。
建設当時は緑川電力として日窒の鏡工場に4,700kwの電力を供給していました。ある意味、この廃発電所も日窒鏡工場の関連遺構になりますね。昭和43年に、緑川ダム建設により取水口が水没するために廃止されました。
廃発電所ってそれほどあるとは考えていなかったのですが、意外とあるものなんですね。しかしどれも偶然に見つけたものばかりで、探すいい方法なんてあるのでしょうか。みなさん、私の知らない“廃発電所”あったら教えてくださいね(笑)。
RC構造のようですが、意匠は大正3年につくられた同社の煉瓦建築の白川発電所や曽木発電所のそれとソックリです。現在屋根などを増築されており、建設業者の資材倉庫のような感じで使われています。建物外観自体には特に手を加えられた形跡はなく、極めてオリジナルの形状を保っているようで好感が持てます。
建設当時は緑川電力として日窒の鏡工場に4,700kwの電力を供給していました。ある意味、この廃発電所も日窒鏡工場の関連遺構になりますね。昭和43年に、緑川ダム建設により取水口が水没するために廃止されました。
廃発電所ってそれほどあるとは考えていなかったのですが、意外とあるものなんですね。しかしどれも偶然に見つけたものばかりで、探すいい方法なんてあるのでしょうか。みなさん、私の知らない“廃発電所”あったら教えてくださいね(笑)。