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旧農林省米穀倉庫

 以前紹介したJR門司港駅から伸びる廃線跡を辿って、最終的に行き着いた先がこの広大な倉庫群。一見して古い切妻屋根の大きな建物が、一列に10棟並んだその姿はまさに圧巻。そして倉庫と隣接して門司港駅から続く線路があり、以前は多くの物流があったことを想像させます。

旧農林省米穀倉庫

 この倉庫群は、政府米の備蓄倉庫だったもの。「北九州の近代化遺産」によると、この倉庫群は農林省によって昭和2年・昭和3年に建てられて以来、国産米、輸入米、輸入麦などの保管に使われていたそうです。平成6年で閉鎖され現在は使用されておらず、平成14年には払い下げが決定したといいます。倉庫の再利用方法は北九州市へ委ねられているとのことですが、建物を活かした良い転用方法が見つかればいいですね。

旧農林省米穀倉庫

 倉庫の周辺は高い塀や鉄柵などで完璧に囲まれており近付くことはできません。更には監視カメラも数箇所に設置されているので、こっそり…などももってのほか。しかし、近くから建物を見ることができるビューポイントがいくつかありますので、そこから十分観察できます。倉庫には特徴となる装飾などはありませんが、切妻の三角部分が白いタイル張りになっており、さらに屋根に近い部分がスクラッチタイルで縁取られています。遠目で建物を見たときはスクラッチタイル部分が一瞬赤煉瓦に見えて「おお!煉瓦倉庫!?」なんて勘違いもしました。

旧農林省米穀倉庫

ひさしを支える鉄骨に微妙なカーブを持たせているのもいい雰囲気ですね。それにしても、あまりの広さに倉庫の一番奥の方は霞んじゃっています(笑)。


 のこぎりの刃のようなギザギザの影を落としている赤い屋根の建物が旧農林省米穀倉庫。建物の南側は鉄道、北側は海に面しており、鉄道に加え船による物流にも対応していたと思われます。

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旧農林省米穀倉庫事務所
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