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謎の石柱

 JR熊本駅から歩いてすぐの熊本市二本木に、最近になって古めかしい謎の石柱を発見。二本木には美味しいラーメン、天ぷら、カツ丼などのお店があるので、たまに足を運ぶことがあるのですが今まで全然気が付きませんでした。その石柱は結構凝った造りになっていて、見た感じでは明治・大正の雰囲気をプンプン漂わせています。下の写真の中央付近に、建物に寄り添うように建っている石柱がおわかりになるでしょうか。

写真中央に石柱

 石柱の高さは2.5m〜3m位、幅と奥行きが60cm〜80cmで、色の異なる石材(石材とコンクリートかも?)が交互に十段重ねてあり、上部の石材には装飾も施されています。上部には後付されたような鉄骨が残されており、鉄製のアングルとボルトで石柱に固定されていました。おそらく石柱上に看板などを設置していた時期があったと推測できます。

石柱には「御大禮記念」

 周囲にこの石柱の正体をうかがい知ることができるものは無く、唯一の手がかりが石柱自身にある「御大禮記念」の文字。石柱をじっくり見るも得られた手がかりはこれだけ。


 昔の二本木は遊郭の街として栄えた時期もあり、それに関係する遺構かとも考えましたがそうではないようです。現場では「御大禮記念」の意味が分からず自宅に帰ってからググってみると…、どうやら御大禮記念とは大正天皇即位の記念碑のことのようです。詳しいことは判りませんが、とにかく大正時代のものだということは間違いない様子。しかし、なんでこんな所にあるんでしょうね…。
遺産探訪/鉄道・橋梁関連 | permalink | comments(3) | trackbacks(0)

この記事に対するコメント

黒亭には、何度も行ってますが、これには全然気がつきませんでした。
昔はこのあたり、下通り並に栄えてたらしいですね、、、東雲楼?でしたっけ?
今度図書館あたりでじっくり調べてみたいものです、、
ごんた | 2007/08/10 10:24 AM
この柱(門柱?)の存在、知りませんでした。「御大禮記念」の御大禮(御大礼)とは、天皇即位の儀のことですので、大正4年か昭和3年ということになります(平成2年は、もちろん対象から除外です)。
遊廓の大門という線も、あながち誤りではないのでは? 遊廓のお得意様は軍であり、軍のトップは天皇ですから。軍都熊本の発展は遊廓の繁栄でもあり、さまざまな国家行事に遊廓が記念碑を建てたりすることも多かったようです。
この柱のデザインから考えると大正4年が怪しいのですが、熊本駅前付近の整備という点から考えると昭和3年のほうが正しいような。〜わかりません。
聞き取りをすれば、答えがすぐ出てきそうですね。情報を求む!!
前村 | 2007/08/10 10:36 AM
>ごんたさん
黒亭はいつも人が多いですよね。まだ一軒だけ当時の遊郭だった大型の木造建築が残っているのが気になります。たまにメディアでも紹介されているようですね。

>前村さん
勉強になります。「御大禮記念」とは大正天皇に限らず天皇即位のことなんですね。今度付近に行ったときには地元の人に話を聞いてみたいと思います。
ゴン太@管理人 | 2007/08/11 11:55 PM
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