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官営八幡製鐵所旧本事務所

 1901年(明治34年)、福岡県北九州市八幡で国内初の近代的製鉄所である官営製鉄所東田第一高炉に火が入れられました。旧本事務所と呼ばれているこの煉瓦造二階建ての建物はこのときのもの。明治32年12月に竣工し大正11年までの22年間、官営製鐵所の本事務所として使われていました。

官営八幡製鐵所旧本事務所 正面側

 現在は何にも利用されていないようですが、煉瓦の色も鮮やかな美しい姿を留めています。周囲には建物も何もないので、なんだか映画のセットのよう。

官営八幡製鐵所旧本事務所


官営八幡製鐵所旧本事務所 正面玄関

建物中央のドームや車寄せのアーチなど迫力がありますね。このような煉瓦建築を間近で見る機会はあまりないので、その姿には圧倒されます。

官営八幡製鐵所旧本事務所 裏側

 こちらは建物の裏側。正面とは違い、いたってシンプルな姿です。本事務所として使われていた当時は、1階部分に長官室と事務部門、2階部分に技監室や外国人助手室などの技術部門がおかれていたそうです。

 この旧本事務所は、新日鉄八幡製鐵所の工場敷地内にあるため一般には非公開になっています。残念ですが、このように近くで見ることは通常できないようです。しかし、建物の前には案内板が設置されていたので、イベントなどで一般公開されているのかも知れませんね。機会があれば内部も見てみたいものです。


 写真上部の青マーカーが旧本事務所。写真右側はスペースワールド。下側には東田第一高炉が見えています。

【関連記事】
マップ・東田第一高炉

【関連サイト】
高炉館」> 近代化産業遺産総合リスト > 北九州市八幡東区編
ウィキペディア・八幡製鐵所
遺産探訪/建築・土木関連 | permalink | comments(4) | trackbacks(0)

この記事に対するコメント

毎回、楽しませて貰っています。

内部は、そのままなんでしょうね〜。
一般公開期待したいです。
M@VERICK | 2008/02/16 4:51 PM
>M@VERICKさん

内部は老朽化が進んでいるとの話も聞きました。
内部も含め公開を期待したいですね。

しかし何にも活用されず残っているのも不思議な感じです。何かに使う予定があるのか気になりますね。
ゴン太@管理人 | 2008/02/18 12:08 AM
昭和25年頃、実家の家業の関係で毎日のように本事務所に母に連れられて行っていました。3才の頃でした。事務所の前の蘇鉄の大きな植え込みの前で撮られた写真が残っています。あれから60有余年。懐かしい事です。
H.U.なつかしや | 2014/09/30 6:43 PM
母に連れられて行っていたのは、黒いリノリュウム張りの光った廊下でした。商友会の事務所から売店まで手を繋ぎ何時も森永のキャラメルを買って貰ったのを思い出します。二間以上の広い廊下だったと思います。そして入札等が終るのを一人で待っていたのです。そんな想いで・・。
H.U.なつかしや | 2015/11/14 1:03 AM
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