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JR矢岳駅の給水塔跡

 先月7月23日のこと。新聞に「SL給水塔、竹林で発見」という記事が。今になって“発見”とは随分と面白いなと記事を読んでみると…。こともあろうに、その数日前に撮影に行ったJR肥薩線の矢岳駅のことでした。記事によると、隣の大畑駅に給水塔があって矢岳駅にないはずはないということで、探してみたら竹林の中から発見されたとのこと。私が矢岳駅を訪ねた翌日(!)に、JR関係者や地元住民の手で竹藪が刈り払われ、その全貌を見ることができるようになったそうです。

 隣の大畑駅の給水塔は、経済産業省の選定する近代化産業遺産群の中のひとつ。それと同様のものが発見された訳ですので、非常に興味深いものです。いや、それより、昭和40年代まで使われていた鉄道施設なのに、SLが姿を消したことにより竹藪に埋もれ、人々の記憶にも埋もれ、今になって“発見”され再び世間に姿を現したというストーリーが面白いですね。

2008年7月21日のJR矢岳駅

 上の写真が竹藪が刈り払われる前日のもの。ホームに残る湧水盆の跡を写真に収めたのですが、まさかその奥の竹薮に石組みの給水塔跡があるとは思ってもみませんでした。

2008年8月1日のJR矢岳駅

 新聞で紹介された1週間後に行ってみました。大畑駅の給水塔とそっくりです。ちなみに給水塔とは、蒸気機関車に水を補給する施設のことで、元々は石組みの上に水を溜めるタンクが備え付けられています。現在はタンクがなくなって石組みだけになっています。

2008年8月1日のJR矢岳駅と給水塔

 矢岳駅ホームや行き交う列車からも良く見える位置にある給水塔。よく今まで見つからなかったものです。

JR矢岳駅no給水塔

 このような埋もれた遺産は、案外あちこちにあるのかもしれません。この発見、100周年を迎える肥薩線にタイムリーな出来事ですね。

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「雑記帳・JR大畑駅
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