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麻生産業山田炭鉱 索道支柱

 以前、福岡県久山町の麻生産業山田炭鉱を紹介したのですが、その直後、記事を読まれた方からメールにて関連情報を頂きました。麻生産業山田炭鉱では、近隣の鉄道までの石炭輸送をよくある鉄道引き込み線でなく、索道(ロープウエイ)で行なっていました。軌道敷が線で残る鉄道と違い、点(支柱とケーブル)で繋ぐ索道は廃止後その痕跡はほとんど残りません。今回の情報は、まさにその“点”が残っているということ。麻生産業山田炭鉱から約4キロも離れた場所に、索道の支柱が現存しているという情報を写真付きで頂きました。Tさん、ありがとうございました。またALL-Aでも索道支柱が紹介され、参考にさせていただきました。

 それから随分と時間が経ってしまいましたが、この度ようやく見に行くことができました。この手のものは、何時取り壊されて姿を消しても不思議ではありません。少し時間もあいてしまったのでドキドキして現地へ向かったのですが、あっさりとその姿を見つけることができました。

麻生産業山田炭鉱の索道支柱

 何かに転用されている様子もなく、畑の角に静かに建っています。近くに住んでいる人に話しを聞くことができましたが、確かにこの鉄塔が索道の支柱とのことでした。

麻生産業山田炭鉱の索道支柱

 表面は見事に錆びていますが、腐りや曲がりなどもなくしっかりとしています。言われなければ索道の支柱とは気付きませんね。T字型の上部にはワイヤーを保持する部品などが取り付けられていたのでしょうか。

麻生産業山田炭鉱の索道支柱

 奥の電力線用の鉄塔に比べるととても小さなものですが、何も支えていない真っ赤な(真っ黒にも見える)この鉄塔は意外と存在感があります。

 鉄塔はここ1か所しか残っていませんが、地道に探せば鉄塔のコンクリート基礎ぐらいはどこかに残っていそうですね。見つけるのは地味で大変なことだとは思いますが…。


 上記地図の右上に幾つか集中しているマーカーが麻生産業山田炭鉱の跡地です。地図下側のマーカーが今回の鉄塔。おそらく索道は、炭鉱と香椎線の土井駅付近を結んでいたものと思われます。となると、その線上には支柱基礎などが残っていても不思議ではありませんね。

【関連記事】
雑記帳・麻生産業山田炭鉱
雑記帳・麻生産業山田炭鉱の索道について
雑記帳・麻生産業山田炭鉱 再訪

【関連・参考サイト】
ALL-A」> 麻生 山田炭鉱01020304
ALL-A」> 麻生 山田炭鉱 索道の支柱
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