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川走川第二発電所

 シリーズ3回目は川走川第二発電所です。第一発電所よりわずかに早い大正15年11月竣工で、建屋もよく似た形状です。水圧鉄管が1本だというところも同じですが、第一発電所の最高出力が2,000kwであるのに対し第二発電所は3,200kwと約1.5倍ほどの差があります。

川走川第二発電所

 馬見原発電所や第一発電所と大きく違うのは、発電所の正面側になる妻壁部分。表面がモルタル仕上げになっており、丸窓が無い代わりに矩形の窓が三つ並んでいます。

川走川第二発電所

 そして第二発電所の最大の特徴といえるのが、中央に配置された入口にある立派な車寄せ。両サイドにある柱をよく見てみると…

川走川第二発電所

 大きい庇を支える柱ですが、中央部分が膨らんでいるように見えませんか?写真は広角レンズによる歪曲も加わっており歪んでいますが、現地で見る限りではわずかに“樽型”のように見えました。デザイン?それとも目の錯覚かな…。

川走川第二発電所

 正面以外の壁面にはモルタルは塗られておらず、馬見原発電所や第一発電所と同じコンクリートブロック造であることがわかります。ちなみに反対側の妻壁にも丸窓は無く、三つの矩形の窓が同じようにありました。


 アクセスは非常に簡単。なんと県道沿いにありますので、詳しい説明もいらないでしょう。川走川が五ヶ瀬川と合流する地点であり、熊本県と宮崎県の県境でもあります。

【関連記事】
「雑記帳:馬見原発電所
「雑記帳:川走川第一発電所
「雑記帳:川走川第二発電所
「雑記帳:五ヶ瀬川発電所
報告書」> 日窒鏡工場跡・小千代橋 > No.05

【参考文献・資料】
「一級河川における水力発電施設諸元一覧 九州地方整備局管内」国土交通省
「熊本県の近代化遺産 近代化遺産総合調査報告」熊本県教育委員会
遺産探訪/工場・電力関連 | permalink | comments(3) | trackbacks(0)

この記事に対するコメント

水力萌のFです(笑)
ルーツは星山発電所(旭化成。日之影町)です。

水力はおおむね壮絶な場所なんで、なかなか訪問し難いですが、ここは行けそうです♪

高千穂のラッパみたいな取水口があるダム(名前忘れ…確か旭化成の)も見てみたいです。
F | 2010/12/02 4:54 PM
>高千穂のラッパみたいな取水口があるダム
恐れ入ります。このラッパがあるダムは芋洗谷ダムと言い、熊本のチッソ蟒衢になります。旭化成ではありません。
またラッパは「洪水吐(こうずいばき)」と言いダムの放流設備です。取水用ではありません。
yamei | 2010/12/04 5:03 PM
>Fさん

おおっ!水力萌えの方が私以外にもいて嬉しいです(笑)。
それから「高千穂のラッパみたいな…」情報ありがとうございます!私も見てみたいです。

>yameiさん

コメントありがとうございます。
芋洗谷ダムとは高千穂発電所の芋洗谷調整池のことでしょうか。実は高千穂発電所自体は見ているのでが、関連する取水施設や変電所、調整池はまだ見ていなかったのです。あのラッパのような洪水吐・余水吐が高千穂にあったとは!見に行ってきます!
ゴン太@管理人 | 2010/12/09 8:44 AM
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