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九州の近代化遺産・産業遺産を見て・調べて・紹介!するブログ

志免炭鉱で2か所の坑口が新たに発見

 9/17付けの西日本新聞で、志免炭鉱の周辺整備工事に2か所の坑口が掘り出されたことが報じられました。「未知の坑口が地中から発掘された」なんて非常にエキサイティング(笑)なニュースじゃありませんか!これは早速見に行きたい!と思ったものの、そんな自由な時間はありません…。そのうち見に行けたらいいなあ、と思っていたところに、当サイト宛てに読者の方からメールが届きました。なんと発見された坑口の写真が添付されている!しかも、この雑記帳への写真の掲載も快諾していただきました。

志免炭鉱 新たな坑口が発見


志免炭鉱 新たな坑口が発見

 いずれの坑口もコンクリート製。戦前の旧海軍のものと見られているそうですが、埋まっていたせいか傷みも少ないようです。軌道の跡やワイヤーを固定する金具のようなものも見えます。奥は水没もせずに随分と続いているようです。

 発見された坑口がどんなものなのか、とても気になっていたところでした。Aさん、写真をありがとうございました。ちなみに、現在この坑口を含む竪坑周辺は整備工事の最中で立ち入りはできないとのことです。工事が終了したあとは、一般にも是非公開してもらいたいものです。あと町教委の調査も結果が気になるところですね。

【関連サイト】
西日本新聞」> 文化 > 九州・山口の産業遺産・近代化遺産
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忙しいけれど…

 9月中にやっておかなくてはならない事が多く、ちょっとバタついています。でも気になることが…。

 長崎県にある崎戸炭鉱跡に残る数々の遺構や住宅跡が、今、一気に解体されていっているようです。この崎戸はタケさんの「ALL-A」で地図付きで分かりやすく紹介されていたので、いつか行ってみたいと思っていた物件の一つでした。いつかは…と思っていたところに真之介0113さんの「お水の花道〜トイレとウンコと時々廃墟」で解体作業が始まったということを知りました。

崎戸炭鉱跡

 で、我慢できずに行ってきました(笑)。といっても5月の話なんですが、この日はガスってて天気がよくなかったので、もう一度天気がいい日に思っていました。でも「もう一度」は、もう無理なのかな…。

崎戸炭鉱跡

 まるで「施工前・施工後」のような二棟のアパート。文明が自然にのみこまれていくような、なんだか不思議な光景ですね。

 青い海、生い茂る緑、その中に浮かぶコンクリートの遺構。不思議な風景が広がる崎戸炭鉱、詳しい紹介はまた今度にでも。

【関連サイト】
ALL-A」> 三菱崎戸炭鉱 関連サイト・エントリーのまとめ
お水の花道〜トイレとウンコと時々廃墟」> カテゴリ「崎戸炭鉱」
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撮影・取材・執筆中

 ただいま、来年出版予定の本の撮影・取材・執筆でバタバタです。全く余裕がないスケジュールの中で撮影・取材に出かけるのは大変なのですが、それはそれで素晴らしいものを見て回れ、なかなか楽しいものでもあります。

JR嘉例川駅 待合室

 写真は取材対象のひとつのJR嘉例川駅。現在は小さな無人駅ですが、木造の建物は明治36年開業当時からのもの。無駄に手は加えられておらず当時の雰囲気を色濃く漂わせており、その姿はまるで映画のセットのようでした。本の詳細は宣伝も兼ねて、いずれ詳しくご案内いたしますのでお楽しみに。

 ところで先月末に紹介した修復工事中の深水発電所ですが、先週末(8/9)の時点で屋根が随分出来上がっていました。

2008年8月9日の深水発電所

 この調子だと、今月中には完成かな?
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気になる記事「志免鉱業所竪坑櫓」

 国の登録有形文化財である福岡県志免町の志免鉱業所竪坑櫓は、現在「見守り保存」というあまり聞きなれない形がとられています。2月10日の西日本新聞に、最近の動きが記事になっていました。
世界的遺産か「負」の象徴か 評価分かれる「志免炭鉱跡立て坑櫓」 保存・活用方向見えず

国の登録有形文化財、旧国鉄志免炭鉱跡の立て坑櫓(やぐら)(志免町志免)の社会的価値について、長崎大の後藤恵之輔教授(土木工学)が文化遺産を金額で表す仮想評価法を用いて「年間3300万‐4400万円」とする調査結果を公表した。櫓は完成して既に60年を超す。後藤教授は「保存に向けた論議のきっかけにしてほしい」と期待するが、町議会などには「町の税金を使ってまで守るべきかどうかは疑問だ」との声も根強く、保存・活用の方向性は見えてこない。

 (中略)

 ただ、人口が伸びているとはいえ志免町の財政は厳しく、新年度予算編成に向けても、さまざまな分野で削減を余儀なくされている。南里辰己町長は「現在、保存費用を捻出(ねんしゅつ)する余裕はなく、町民の考えも聞きながら当分は『見守り保存』を続けたい」としている。

西日本新聞Webサイト2008年02月10日の記事から引用
 保存となると必要なのはお金。今時、予算に余裕がある自治体なんかないでしょう。私が単純に疑問なのは、なぜ地元の自治体主体で保存費用を負担をしなければならないのか、ということ。県は?国は?という素朴な疑問です。色々な制約や仕組みがあるのでしょうが、地元にだけ費用負担を押し付けていたら残るモノも残らないのではないかと。

 また地元では櫓の解体を求める声も少なくはないそうです。町の予算を使って保存をする訳ですから、そのような声があっても当然でしょう。しかし、ちょっと待ってほしいのは「炭鉱の町はマイナスイメージ」などの“負の遺産”的な考え方。確かにその時代を過ごしてきた人々の中には負のイメージを持つ人もいるでしょう。しかしその時代を知らず、ましてや地域の外にいる人にとっては「炭鉱の町だった=負・マイナスイメージ」ではないと思います。少なくとも私はそう。例え地元でも、世代が変わって時代が変わればイメージは変化していくものではないでしょうか。町の歴史だけでなく、産業・国策・戦争・労働・鉄道など幅広い分野の歴史を見ることができる志免竪坑櫓。後世にどう伝え残すかという観点で考えるのが大切ではないかと思います。

【関連記事】
雑記帳・志免鉱業所竪坑櫓
マップ・志免鉱業所竪坑櫓

【関連サイト】
西日本新聞」> 2008/02/10記事2008/02/02記事
ALL-A」> 志免炭鉱 竪坑櫓
『福岡の近代化遺産』のつくりかた。」> 志免鉱業所竪坑櫓
建築マップ」> 志免鉱業所竪坑櫓
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今年もありがとうございました

 今年も残すところあとわずか。今年はこれで更新を最後としたいと思います。去年同様あまりサイト更新ができていないという部分を反省しつつ、来年もいろんな産業遺産・近代化遺産を見て回り、サイトに反映できたらいいなと思っております。来年もどうぞよろしくお願いいたします。それでは皆さんよいお年を。
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北海道で炭鉱に脚光!?

 今年はJR九州が炭鉱関連の資料館や邸宅を回るスタンプラリーを催すなど「炭鉱ブーム」が到来していることを以前ブログでも紹介しましたが、北海道では現役の炭鉱が今、熱いようです。

道内炭、原油高騰で脚光 海外産より割安感 
露天掘り鉱、急ぎ増産も


 道内産の石炭が久しぶりに熱い視線を集めている。記録的な原油高騰の影響で、重油や海外炭に比べ割安感が出てきたためだ。これまで「地域対策」として道内炭を購入してきた北海道電力は本年度の購入量を当初予定の五十万トンから百万トンに倍増し、重油使用を抑える方針。燃料高騰に悩むメーカーもにわかに道内炭に注目し始めている。

 北電の発電量に占める石炭火力の比率は約40%に上るが、燃料の90%は海外炭。従来、道内炭は海外炭よりも割高で、それでも北電が購入を続けてきたのは、道内の石炭産業支援という“政策的判断”が色濃かった。ところが原油高騰で、道内炭の熱量当たり価格は現在、重油の半分程度。原油値上がりの影響で石炭需要も急伸、海外炭価格は三年前の二倍程度に上がり、当用買い(スポット)なら道内炭の方が安い場合も出てきた。 【中略】

 坑内掘り炭鉱は釧路コールマインを残すのみで、後は露天掘りでほそぼそと生産を続けてきた道内炭鉱各社にとっては思わぬ活況だ。空知炭砿(歌志内)は北電の要請で本年度納入量を当初予定の八万五千トンから十万トンに増やした。来年度も十万トンを納入する計画で、近く新たな採掘区域の開発に乗り出す考え。 【後略】

2007/12/15付 北海道新聞より引用
 今になって国内炭が増産に向かうというのも面白いことですが、この記事を読んで驚いたのは釧路コールマイン以外にも現役炭鉱(露天掘り)が存在していたことです。記事では「ほそぼそと」と書かれている露天掘りも、調べてみると国内生産量の4割を超えています。とはいえ年間石炭輸入量約1億8,000万トンに対し、国内炭は約137万トンと僅かな量ですが、炭鉱という産業は国内から消えてしまったと思っていた私にとってはちょっとした驚きでした。今後、原油高騰が続いて行けば九州でも“炭鉱”が復活したりして…。
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経済産業省「近代化産業遺産群」発表

 経済産業省が11月30日に「近代化産業遺産認定遺産リスト」を発表しました。これは全国の“優れた価値を有する産業遺産”を地域活性化のために有効活用する観点から、産業遺産の専門的な知見を持つ学者や有識者等で構成されている産業遺産活用委員会が取りまとめたもの。今年の4、5月には産業遺産の一般公募も行われ、それらを含めた中から全国575件の産業遺産が認定されており、九州では95件が認定を受けています。

以下のリンク先にリストが発表されています。
経済産業省 > 地域活性化のための「近代化産業遺産群33」の公表について

 今回認定を受けたもの以外にも、九州には“優れた価値を有する産業遺産”がもっとあるぞ!とも思いましたが、これは全国の産業遺産を33のストーリーごとに関連つけて代表的なものを選定しているからなのでしょう。これで終らずに様々な角度とストーリーでリストが作られたら面白いはずです。まずは今回の認定リストがどのように活用されていくのか気になりますね(私は個人的に活用したいと思います・笑)。

【関連サイト】
毎日新聞 > 2007年12月1日(熊本アーカイブ)
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旧長崎刑務所 解体工事進む

 先週末のこと、職場の同僚が朝からテレ朝系の全国ネットで旧長崎刑務所の解体を報じていたと教えてくれました。あー、ついに解体工事が始まったのかと思っていたのですが、本日tksさんと前村さんのブログでその詳細を知りました。リンク先のニュースでは重機により無造作に破壊されていく煉瓦建造物の姿が映し出されており、わかってはいてもその映像にはとてもショックを受けました。

旧長崎刑務所 正門の上部

 産業遺産や近代化遺産が注目されている現代において、これほどの価値ある建造物群があっさりと消えていく不思議。お金がないからと取り壊してショッピングセンターになるという現実。なんとも残念です。

【関連サイト】
ALL-A」> 旧長崎刑務所 解体工事が始まる
前村記念博物館ブログ」> 旧長崎刑務所の解体始まる

【関連記事】
マップ「旧長崎刑務所
雑記帳「旧長崎刑務所一般公開 報告
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菊池電車(熊本電気鉄道)

 本日、所用で熊本電気鉄道(通称:菊池電車)を利用しました。地元の電車として親しみもありますが、乗るのは小学生以来で実に20数年ぶり。昔はガタン!ゴトン!と怖いくらい揺れていた記憶があるのですが、現在は車両も違うせいかとても静かで快適なものでした。

 熊本電気鉄道は熊本県唯一の私鉄で、熊本市北部と合志市に約13kmの路線と19の駅を持ちます。明治44年に軽便鉄道として開業し、のちに熊本市と菊池市を結び「菊池電車」と呼ばれるようになります。しかし昭和61年に全路線の半分にあたる御代志(合志市)〜菊池市間の約13km区間を廃止し現在に至ります。

 小さなローカル私鉄ですが、実はあることでその筋(?)のマニアの間では有名だといいます。それは運用される車両が全て中古であるため“懐かしい”車両が現役で走っているということ。同社鉄道部が置かれる北熊本駅では、そのバリエーションを楽しむことができます。下の写真の左側は東京都交通局で使われていた車両。右側は通称:青ガエルと呼ばれている東急電鉄で使われていた車両です。

熊本電鉄

 駅構内にある整備工場に目を向けるとかなりレトロな電車が。この車両は昭和3年製で、整備工場内での入換用として使われているとのこと。車籍はないそうですが、ある意味現役の車両です。元は広島の広浜鉄道で使われていた7両のうちの1両で、他の4両は原爆により廃車になっています。

熊本電鉄

 この他にも構内に貨車を見つけました。資材運搬や線路の保守などで使うこともあるとは思いますが、今まで貨車が走っているのを見たことが無かったのでちょっとした発見でした。

熊本電鉄

 熊本電気鉄道も御多分にもれず利用者は減少の一途を辿っています。利用客増へ向けて、自転車ごと乗車できたり、ビール電車を運行したりと数々の取り組みが行われ、最近ではLRT化や熊本市電との接続などの計画を発表して今後の可能性を模索しています。

 地元でのちょっとした移動も、普段使わない電車などを利用するとなかなか新鮮なものですね。自動車よりも早く快適に移動でき、ちょっとした小旅行気分が味わえました(笑)。

関連記事:
熊本電鉄大池変電所

関連・参考サイト:
熊本電気鉄道株式会社
きくち電車クラブ
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解禁日

 本日は待ちに待ったヤマメの解禁日。本音は3連休でも取って釣り三昧といきたかったのですが、残念なことに仕事は休めませんでした…(泣)。しかし、日の出から1、2時間でもいいので釣りがしたい!という思いで、夜明け前に車で1時間ほどのところにある渓流に出かけました。さすが解禁日。川沿いの道路を走ると、放流モノを狙う多くの釣師が見えます。私はルアー釣りですので放流モノはあまり期待できません。よって更に上流の誰も入っていない沢に入りました。

 今シーズン初日の大切な釣果は、2時間で5匹!しかも1匹目が尺ヤマメでした!初めての尺ヤマメですので嬉しさもひとしお。いいシーズンになりそうです。

31cmのヤマメ


大満足でウチへ帰って着ましたが、今から仕事かと思うとちょっと…(笑)。
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